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男とニオイ。両者は切っても切れない関係にあるものであり、多少のニオイがするのは仕方ないのでは?と、ある種若干の開き直りをしたくなるのもホンネではありますが・・、誤解を恐れずに言えば、男のニオイは周囲からすればたまったものではありません。
例えば電車。女性の大半は、
と本気で思っており、この問題は男性が思っている以上に深刻です(決して口には出しませんが)。女性にとって男性の嫌なニオイは遺伝子レベルで組み込まれているものなのです・・。このように影で思われてしまうのは悲しいですが、
でもどうすりゃいいんだよ!良い匂いになりたいけど、仕方ないんだよこれは!
と、心から叫びたくなりますよね。でも大丈夫。男のニオイはしっかりした対策をすれば十分改善可能であり、ニオイに悩む皆さんはその「知識」さえインプットしてしまえば、ニオイ問題から解放される可能性はグッと高まるのですから。
というわけでこの記事では、なかなか改善しない男のニオイケアをガンガン深掘りしていき、良い匂いになるための正しい知識を皆さんに紹介させていただきます。
ニオイに悩む男は多い。しかし、対策をする男は少ない
冒頭でもお伝えしたように、ニオイに悩む男性は皆さんの想像以上に多いのですが、一方で対策をする男は皆さんの想像以上に少ないものです。その理由にはいろいろありますが、やはり、
「対策のしようがないし、方法だって分からない」
と、ある種ニオイ問題に対して諦めを抱いてしまうという点が、最も強い理由だと思います。それもそのはず、相手は目に見えない「臭気」なので、何をどうすれば改善されるのか、具体的な道筋が全然見えてきませんから、「仕方ないでしょ」と諦めてしまうのも無理はありません。
男のニオイのキーワードは「皮脂」
そこでこの記事では、男の効果的なニオイ対策として、
- シャンプー
- ボディソープ
- 香水
以上3つのニオイケアアイテムにフォーカスして紹介していくわけですが、その前にニオイトラブルのそもそもの原因にまつわる基礎知識について解説していくので、余裕がある方はしっかり読んでおくことをおすすめします。サクッとシャンプーやボディソープ、香水についてだけ知りたい方は、次の章まで一気に飛んでしまってOKです。
ニオイトラブルは皆さんの想像以上に対策可能だが、一方で、皆さんの想像以上に根深い問題だ。よって、対策方法だけでなく、そもそもの原因に関する正しい知識を持っておいて損はないぞ。
皮脂の分泌量が男女で大きく違う
ご存知の方も多いかもしれませんので復習がてらで読んで欲しいのですが、男のニオイの直接的な原因は「皮脂」であることが大半です。皮脂とは読んで字のごとく「皮膚から分泌される脂(アブラ)」のことで、試しに自分の顔を指でサッと触ってみてください。手に付着したヌメッとしたもの、これが皮脂になります。
そして、この皮脂がなぜ分泌されるのかですが、これについては以下をご覧ください。
- 保湿
- 肌にとって乾燥は最悪なのでしっとり効果のある皮脂を分泌して乾燥を防ぐ
- 保護
- 肌に「天然のクリーム」を張ることで、刺激から身を守る
- ツヤ
- 適切な量の皮脂があることで、肌にハリとツヤが生まれる
主に皮脂によるメリットはこのようになります。これだけ見ると、
なーんだ、皮脂っていいヤツなんだな。じゃあ何も気にする必要ないか
と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。以上のメリットは「適切な量分泌される」ことを前提にしたものであり、ニオイトラブルが生じている男性の肌では、この皮脂が大量に分泌されていることが大半なのです。
実際、スキンケアメーカー大手、資生堂により、皮脂にまつわるこのような点が指摘されています。
男性の肌は女性の肌に比べ、一般的に皮脂の分泌量が多く、脂っぽくきめがあらくなっています。〜〜20代をピークに年齢を重ねるにつれて皮脂分泌が少なくなる女性と違って、男性は年齢による大きな変化はありません。
要約すると、「男性の皮脂分泌量は年齢問わず多いんやで」ってことなので、皮脂によるメリットだけを考えれば良いわけではないことが分かるでしょう。
皮脂によるデメリットは計り知れない
では皮脂が大量に分泌されるとどのような「デメリット」が生じるのか、以下で確認してみましょう。
- ニキビ・肌荒れ
- 皮脂を菌が食べることで増殖、肌が炎症。結果、ニキビや荒れが生じる
- ニオイ
- 皮脂を菌が食べることで、ニオイの原因物質が発生。結果、悪臭が生じる
主に生じ得るデメリットは以上2点。そう、皮脂は保湿や美容など、メリットがある一方で、私たちがたった今悩んでいる「ニオイ」の原因になるものでもあるというわけです。しかし、ここで大事なのが皮脂がニオイの「直接的な原因」というわけではなく、菌を経由することでニオイが発生するという点。
すなわち、ニオイ対策のキーワードは、
- 皮脂(汗)
- 菌
以上2点ということになり、これらにフォーカスして対策をしていけば、ほとんどのニオイトラブルに対処可能だと言えます。逆に言えば、
- 市販のスプレーを吹きかける
- ボディシートでこまめに体を拭く
- ニオイが漏れないように厚着をする
このようなことをしても意味がないとは言いませんが、根本的な解決にはなりません。これらはいわゆる「対症療法」に過ぎず、一過性の効果しか得られないのです。
皮脂の分泌量が多くなる理由には、ストレスや炭水化物・脂質中心の食事、あるいは運動不足などが挙げられる。これからシャンプーやボディソープについて紹介するが、以上の生活習慣を整えるような対策ももちろん重要だ。
シャンプー・ボディソープ・香水で対策できるニオイについて
ここまでのお話をザックリ要約すると、
「皮脂と菌がニオイの原因だから、こいつらをどうにかすればニオイも改善される」
って感じになります。そして、皮脂と菌を対策する上で必須になるのが、
- シャンプー
- ボディソープ
- 香水
以上3つのニオイケアアイテムです。これらは「男のニオイ対策3種の神器」と呼ばれている・・わけではなく、筆者が勝手に呼んでいるだけですが、まあそれくらい重要ってこと。皆さんもこれらが重要になるのは、なんとなーくでわかりますよね?
一方で、これらがどのようなニオイに対しても万能であるというわけではありませんので、これらがどんなニオイに対して有効なのかについて知っていきましょう。
汗臭
まずはニオイの定番である汗の嫌なニオイ、略して汗臭からです。これは体育や部活など運動する機会が多い学生層で発生しやすいニオイで、一言でいえば「酸っぱい」感じのニオイが汗臭に該当します。
このニオイは他のニオイよりも対策は簡単で、汗をお風呂でしっかり落としたり、ボディシートでこまめに拭き取る、あるいは汗が染み付いた衣類を着替えるといった、割と典型的な方法でOK。
一方で、汗臭が香水の香りと絡みつくとなんとも言えない「重たい」ニオイになり、悪化させることにもなりかねません。よって、汗臭に悩んでいる場合には、
- シャンプー
- ボディソープ
この2つが特に有効だと言えます。汗臭には皮脂のニオイはあまり関係してこないので、日々のお風呂のケア、さらにはこまめな汗のケアが重要ですよ!
足臭
続いて足の裏付近から悪臭が放たれる足臭ですが、こちらは汗臭よりも厄介ではあるものの、それほど対策は難しくありません。
シャンプーとかボディソープを使う前にまず何よりもしなければいけないことが、靴をローテーションするということです。足臭が酷い方の大半が、一足の靴を休ませず履き続けていますが、これは靴の中の雑菌に毎日毎日餌を与え続けていることと同義なのです。そりゃ臭くなるよねって話。
なので、まず前提条件として、靴のヘビロテは今すぐやめましょう。1日履いたら必ず休ませる。こうすることでニオイ対策はもちろんのこと、靴の寿命も延びるので一石二鳥です!これと同じ意味で、靴下も休ませた方がベター。洗濯した靴下にも菌は住み着いていますから、頻繁に餌をあげてしまってはダメですよね。
さて、以上の前提を踏まえた上で、有効になるのが、
- ボディソープ
こちらですね。シャンプーは頭なので足臭には意味ないですし、香水もボディに影響を及ぼすので残念ながら足臭には効果がないです。根気強く洗浄力と殺菌効果の高いボディソープで洗い続けるしかないので、頑張りましょう!
ミドル脂臭
続いてのニオイトラブルがミドル脂臭になります。聞き馴染みのないものかもしれませんが、これはギャツビーなどのコスメブランドを所有するマンダムが独自に発見したニオイのこと。その説明は以下の通りです。
マンダム独自の男性の体臭研究で、汗臭、加齢臭とは異なる30~40歳代の男性に特有の「第3のニオイ」を新たに発見。これを「ミドル脂臭」と名付けました。ミドル脂臭は汗に含まれる「ジアセチル」が原因成分であり、主に後頭部や頭頂部を中心に発生する、使い古した油のようなニオイです。男性は自覚しにくい一方、女性は気付きやすく、しかも不快に感じるという特徴があります。
簡単に言えば「加齢臭とは違う30代からのニオイ。男性より女性の方が敏感」って感じですね。ニオイの特徴としては「使い古した油」のようなニオイということで、心当たりのある30〜40代の男性は要注意です。
さて、このミドル脂臭ですが、
- シャンプー
- ボディソープ
- 香水
以上3つ全てが有効だと言えます。このニオイは身体から発せられるということで、ボディソープが最も有効のように思われるかもしれませんが、上記引用の中には「主に後頭部や頭頂部を中心に発生する」という記載がありますので、意外にもシャンプーが最も有効です。
よって、30〜40代でニオイに悩んでいる方は、こちらのミドル脂臭のパターンが考えられるので、シャンプー選びに精を出す必要があると結論できます。
加齢臭
続いてのニオイが加齢臭です。ミドル脂臭と異なり、こちらはかなりメジャーなニオイトラブルで、皆さんの認識の通り40代くらいから生じるものですね。
この「加齢臭」というものを発見したのが日本のコスメメーカー資生堂ということで、本家の解説を引用してみました。
加齢臭とは、中高年に特有の「脂臭くて、青臭いニオイ」のこと。1999年に、資生堂が加齢にともなって発生するニオイの原因物質「ノネナール」を発見。〜〜ノネナールは、年を重ねると増加するパルミトオレイン酸(脂肪酸)が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化したり分解されることで発生します。
ミドル脂臭との区別が難しいかもしれませんが、加齢臭の方が「青っぽい(草っぽい)」香りが強めで、まあハッキリ言ってメチャメチャ臭いです。そして原因物質はノネナールというもので、これは体内の脂肪が酸化したり、菌に食べられることで発生するもの。
よって、加齢臭の原因には、
- 抗酸化力の低下(体の老化)
- 皮脂の除去が不十分
- 除菌(お風呂での洗浄)が不十分
これらのものがあげられます。このうち、抗酸化力の低下はアンチエイジング云々のお話になってくるので、この記事では扱いません。フォーカスしたいのは皮脂と菌の除去。そして加齢臭そのもののニオイの緩和ですよね?
というわけで、適用できるニオイアイテムは、
- シャンプー
- ボディソープ
- 香水
ミドル脂臭と同様に以上3つ全てが適用可能です。一方で、ミドル脂臭の場合にはシャンプーの比重が高かったですが、加齢臭は頭部というより上半身全体からニオイが発生すると言われているので、シャンプーよりもボディソープや香水の比重が高めになります。
加齢臭に悩んでいる男性はかなり多いので、あとで紹介するボディソープの選び方を参考にしてみてください。
ワキガ
最後に言及するのがワキガですが、ここまで紹介してきたニオイトラブルとはやや毛色が違い、悩みの深刻度が高くなりがちです。「腋臭症」という名前もついているくらいで、主に脇からする「なんとも言えない悪臭」のことを指します。
他のニオイよりも臭気は強めで、それ故、悩みもより深刻になります。酷いケースになると対人関係にまで悪影響が及ぶケースもあるので、そういう意味でここまでのニオイトラブルとは毛色が違うというわけです。
そして細かい説明は省きますが、ワキガは「体質」が直接的な原因になるので、他のニオイよりも圧倒的に対策が難しいことでも知られています。人によっては脇の外科手術に踏み切る人もいる・・と言えば、どの程度対策が困難かが伝わるでしょう。
しかし、近年の商品開発により、ワキガ対策のアイテムも徐々に揃い始めているのも事実。よって、
- ボディソープ
ワキガに特化したボディソープが特に有効です。また、ワキガ対策専用のクリームなどもあるので、こういったものを使ってみても良いかもしれません。
ワキガの原因は普通の汗腺とは異なる汗腺から汗が生じることにある。よって、この汗腺を潰す成分を配合したクリームが有効だ。以下に紹介する記事でおすすめのワキガクリームを紹介しているので、脇のニオイに悩んでいる人は是非チェックしてみてくれ。
全て対処可能!ニオイトラブルを諦めちゃダメだ
はい!ということで、
- 汗臭
- 足臭
- ミドル脂臭
- 加齢臭
- ワキガ
以上5つのニオイトラブルに、シャンプー・ボディソープ・香水がどれだけ有効なのかについて説明してきました。自分のニオイトラブルがどれに該当するのかを理解することで、記事を読む前よりも、ニオイケアの道筋がハッキリしてきたと思います。
ニオイの悩みは本当に辛いものですが、以上のように対策方法が確立しているので、粘り強く取り組んでいきましょう!絶対に諦めちゃダメです!
というわけで次の章では、ニオイケアに効果的なシャンプー・ボディソープ・香水選びのポイントを解説してくので、自分のニオイに有効なニオイケアアイテムについてチェックしてみてください!
ニオイケアに効果的なシャンプー・ボディソープ・香水選びのポイント
さて、ここからはニオイケアに効果的なシャンプー・ボディソープ・香水選びのポイントについて扱っていきます。上述したように、ニオイの種類によって適用できるアイテムが変わってきますので、もう一度以下のまとめをチェックしておきましょう。
- 汗臭
- シャンプー・ボディソープ
- 足臭
- ボディソープ
- ミドル脂臭
- シャンプー・ボディソープ・香水
- 加齢臭
- シャンプー・ボディソープ・香水
- ワキガ
- ボディソープ
シャンプー・ボディソープ編
では早速、シャンプーとボディソープ選びのポイントについてチェックしていきましょう!執筆段階ではシャンプーとボディソープを別にする予定だったのですが、考えてみたら選ぶポイントはほとんど同じだったので、1つにまとめてしまいました。
1:皮脂・汚れをしっかり落とせるもの
まず絶対的に重視したいポイントが、皮脂や汚れ、あるいは整髪料をしっかり落とせるものを選ぶということです。何度も言うように、ニオイの原因のほとんどは汗・皮脂が原因になるので、これらをお風呂の時間でしっかり落とせなければニオイトラブルは改善されません。
どれだけハンドクリーム・ボディクリームを塗ろうが、制汗剤をシューってしようが、良い香りの柔軟剤を選ぼうが、原因である汗や皮脂がケアできていなければ、なんの意味もないってことなんですよね。
では、皮脂や汚れをしっかり落とす商品を選ぶには、一体どうすれば良いのでしょう?キーワードは「洗浄成分」です。
シャンプーやボディソープには非常に多岐に渡る成分が配合されていますが、「洗い流す」成分については大まかに分けて2つしかありません。そしてそれは、
- 界面活性剤
- 皮脂を水に溶かして落とすための成分
- 洗浄補助剤
- 炭・泥(クレイ)・スクラブなど、界面活性剤では落とせない汚れを落とすための成分
この2つ。よって、皮脂や汚れをしっかり落とせるものを選ぶ上では、この2つにフォーカスすれば良いというわけです。
まず前者の界面活性剤ですが、本来交わらない水と油(皮脂)を交わるようにして、綺麗にする成分のことを指します。水と油という言葉がありますが、これを力づくでどうにかするってイメージですね。
続いて洗浄補助剤ですが、これは炭・泥・スクラブなど、直接的に洗浄を行うわけではないが、吸着・摩擦などを通じて肌を綺麗にするって認識を持っていただければOK。男性に特に有効なのが炭・泥といった天然由来の補助剤で、体に優しく汚れをガッツリ落としてくれます。
このように、洗浄成分には2つのものがあるので、シャンプーやボディソープのパッケージやボトルに記載されるものに注目してみると分かりやすいです。特に炭なんかはイメージカラーを「黒」にしてたりするので、意識して探してみれば見つかると思いますよ。
2:殺菌成分でニオイの原因を撃退できる
男のニオイトラブルの原因には、皮脂ともう1つ「菌」が絡んでくることを紹介してきました。よって、上述のように洗浄成分にこだわって肌を綺麗にしたら、次は殺菌成分でニオイの原因を作り出す菌を撃退しなければいけません。
そして、この殺菌成分については種類が限られてくるので、いくつかのものだけ覚えておけばOK。
・イソプロピルメチルフェノール
別名「シメン-5-オール」。高い殺菌効果を持ち、かつ安全性も高いということで、男性用バスグッズに頻繁に配合される。また、有効成分として認められているので、一定量配合するものは厚生労働省から認可され「医薬部外品」などの形で販売される。すなわち、これを配合し認可されたシャンプー・ボディソープは、化粧品ではないということだ。
・ピロクトンオラミン
別名「オクトピロックス」。シャンプーに配合される殺菌成分で、様々な種類の菌に対して有効。有効成分。
・ミコナゾール硝酸塩
頭皮のフケやかゆみ、ニオイに影響するマラセチア菌を効率的に殺菌する効果を持つ成分。持田製薬の「コラージュふるふるネクスト」シリーズが有名。有効成分。
この3つのうち、特に最初の「イソプロピルメチルフェノール(シメン-5-オール)」は典型的に採用される殺菌成分なので、覚えておくことをおすすめします。これらを配合しているアイテムを選ぶと、ニオイ対策に有効な製品が手に入りますよ!
上記3成分以外に、天然由来の殺菌成分も存在する。ユーカリなどがその典型なので、商品の公式サイトなどでしっかり調べてみると分かりやすいぞ。
3:美容成分で肌状態を改善できる
シャンプー・ボディソープ選びで最後に大事なポイントが、美容成分についてです。ニオイと美容・・、普通に考えれば一切結びつかないもの同士のように感じられるかもしれませんが、意外や意外、関係大アリなんですね。
美容、言い換えれば「綺麗な肌」は、詰まる所「健康な肌」のことですよね?ニキビが出ないのは肌が清潔で皮脂が適度に分泌される状態のことですし、シワがないのは乾燥・たるみ対策がしっかりされているから。シミは日焼けと老化防止がキチンとされているということであり、年齢でどうしても抗えないもの意外は、基本的に、
「美容 = 健康」
なんですよね。そしてこの方程式は、ニオイケアにおいても同義です。例えば皮脂。皮脂はニオイの原因になると何度も言ってますが、そもそも肌状態が健康なら、ニオイが悪化するほどの皮脂は分泌されません。
例えば菌。菌は汗や皮脂を食べることで増殖し、結果的にニオイの原因物質を代謝により作り出しますが、そもそも抵抗力があり清潔な肌なら、ニオイが悪化するほど菌は繁殖しません。
まあ、こんな感じ。肌を健康にする、言い換えれば「美容に気を遣う」ことで、直接的にニオイケアにつながるということは覚えておいて欲しい事実になります。
ゆえに、美容成分や植物由来の天然成分をふんだんに配合しているシャンプーやボディソープを選んでみるとGood。一方で、美容成分を多く配合すると、その分だけコストも上がりがち。ピンキリになってしまうので、自分のお財布事情にあったものを選ぶことをおすすめします!
以上のようなポイントに気をつければ、ニオイケアに有効なシャンプーやボディソープが手に入るぞ。しかし、自分でドラッグストアに行って選ぶのも大変なのも事実なので、おすすめ商品を紹介している以下の記事を参考にしてみてくれ。
もちろん、上記以外にもニオイの原因は様々ある。タバコや口臭など、ニオイの原因と思われる部分は積極的にケアしていかないと、ニオイが悪化するのは必然だ。これからは、これまでにも増して自分のニオイには敏感になるべきだろう。
香水編
続いて言及したいのが、ニオイケアに有効な香水の選び方。特にミドル脂臭や加齢臭といったタイプのトラブルに有効なので、ニオイトラブルに悩む大半の男性にとって魅力的な選択肢になると思います。
では、どのような香水を選べば良いのか、見ていきましょう!
1:簡単に使えるオードトワレがおすすめ
香水と一口に言っても、実際は様々な種類のものがありますので、意外と選ぶのが難しかったりするものです。そこで1つの基準を設けることをおすすめしたい。
ポイントは「オードトワレを選ぶ」ということですが、オードトワレって言われても分からない方が多いと思いますので、以下の香水の種類にまつわる解説をチェックしておきましょう。
- パルファン
- 濃度15%〜30%、持続時間5〜10時間。最も香りが強く、香水慣れしていないと危険
- オードパルファン
- 濃度10%〜15%、持続時間5時間程度。上手に使えれば効果は高いが、慣れがやはり必要
- オードトワレ
- 濃度5%〜10%、持続時間3時間程度。程よい香りと持続時間で、万人ウケしやすい
- オーデコロン
- 濃度1%〜5%、持続時間は数時間。最も軽い香水で、香りを楽しみたい方向け
ご覧のように、香水は以上のように4つに分類できるわけですが、香水慣れしていない男性がパルファンやオードパルファンを使用すると、大体大変なことになります。香りが強すぎて、逆にクサイと言われる始末で、とてもニオイケアができているとは言えませんよね。
一方で、オードトワレなら程よい香り、そして程よい持続時間なので、ニオイケアには最適です。量を調節し慣れながら使っていけば、自分にぴったりな使い方を見つけて、最終的にニオイケアにつながります。
なお、オードトワレは「EDT」と略されることが大半なので、商品名や裏側の情報が記載されている部分に「EDT」の文字があれば問題なく手に入れることができますよ。
2:万人ウケする香り以外はNG
さて、選ぶべき香水の種類について解説しましたが、続いてはより大事な香りについて解説していきます。
香水選びに失敗する人は、「自分が好きな香りを優先する」という傾向が見られ、「周囲の人がどう感じるか」という面についてはそれほど考えないことが多いです。
しかし、ニオイとは極論「自分が良いと感じる」ことに大した意味がありません。もちろん、自分が楽しむという場合はこれでも良いのですが、ことニオイケアという観点に立つと「自分が良いと感じる」ニオイについては価値がないのです。
言い換えれば、「周りの人が良いと感じる香り」を選べばニオイケアに最適だと言えるので、万人ウケする香りのものを選ぶ必要があります。
ではどのような香りを選べば良いかですが、逆に「どのような香りがNGなのか」を理解する方が効果的なので、以下の香りの傾向が強すぎるものは選ばないようにしましょう。
- フローラル
- 華やかな香りだが、強すぎると鼻につき悪印象につながりがち
- アニマル
- アンバー・ムスクなど官能的な香り。異性との交際に有用だが、日常生活においては邪魔になるだけだ
- スイート
- バニラなど、誰がかいでも「甘い」と感じる香り。甘ったるさが強いと思わず鼻をつまみたくなる
個人的なおすすめは柑橘系で、性別・年代問わず人気な点がGood。誰が使ってもニオイケアに効果的に働いてくれる香水を紹介した記事がこちらになるので、香水でニオイケアがしたい人はこちらの記事をチェックしてみてください!
香水は使うのが難しいが、大人や会社員の嗜みとして使っておいて損はない。今では吹きかけるだけで手軽に良い雰囲気を演出する香水も存在しているので、ぜひ積極的に使ってみてくれ。
まとめ
ということでこの記事では、我々男性が良いニオイになるための方法について解説してきました。シャンプー、ボディソープ、香水を用いれば誰でもお手軽にニオイケアができてしまうことが伝われば嬉しいです!
女子にとって男性の清潔感は非常に重要であり、清潔感と香りは密接に関係しています。要するに、恋愛においてニオイの不快感を出すということは「詰み」とも言えるほどやってはいけないことなんですよね。なので、今回紹介した情報を参考に、フェロモンを漂わせてしまうくらいの香りを意識してみましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
電車に乗った時の男のニオイがマジで無理